ASP型のネットショップサービスは、ネットショップに必要な機能をレンタルして、クラウド上でネットショップを構築できるサービスです。
自社でサーバーを用意する必要がなく、法改正への対応や基本的なアップデートは主にサービス提供会社が行うため、メンテナンスにかかる費用は最低限に押さえることが可能です。
専門知識がなくても簡単に開設できる一方、提供されている枠組みの中でネットショップを構築する必要があり、デザインの自由度や使える機能は、独立型ネットショップに比べると制限はある程度存在します。
ASP型のネットショップサービスは多数ありますが、ここでは人気のある5つのサービスを紹介します。
- BASE(ベイス)
初期費用・月額費用が無料で、最も手軽に導入できるサービス。
出品した商品はショッピングアプリBASEにも登録されるため、集客力も高い。
ただし、作成できるページやリンク設定に制限があり、決済手数料は3.6%に加え注文1件につき40円が加算される。 - STORES(ストアーズ)
BASEと同じく初期費用・月額費用が無料で、無形商材や電子チケットの販売が可能。
無料のデザインテンプレートは48種類と豊富。
決済手数料は5%と高めだが、2,178円(税込)のスタンダードプランに加入すると3.6%に抑えられる。 - カラーミーショップ
有料プランのみ取り扱っており、最安のエコノミープランは契約期間が3・6・12ヶ月から選べる。
デザインの自由度が高く、フリーページも10ページから設定できる。
決済は同GMOグループの提供するGMOイプシロンの導入がおすすめされている。 - Shopify(ショッピファイ)
カナダ発のネットショップサービスで、世界175か国100万店舗以上で導入されている。
多言語対応や海外向け決済など、国際展開を考えている人におすすめ。
最安のライトプランは月額550円(税別)だが、オンラインストア機能は使えない。 - MakeShop(メイクショップ)
月額利用料は3,980円(税別)からだが、初期費用やデザイン変更費用などが別途かかる。
SEO対策やSNS連携などの集客支援機能や、在庫管理や顧客管理などの運営支援機能が充実している。
ASP型のネットショップサービスはそれぞれ特徴や料金体系が異なります。
自分の商品や予算に合わせて、最適なサービスを選びましょう。
コメント